こんにちは!花かぁかです✿
子育てのスタートとして、いちばん衝撃的な出来事!!
出産!!!
出産は十人十色でいろいろな形がありますが、
私の体験したこと...
今回は陣痛促進剤と緊急帝王切開について詳しく載せていこうと思います♫
陣痛促進剤が始まる
破水から陣痛が来ましたが13時間が経過したところで、陣痛促進剤の指示が出ました。
分娩室に戻って促進剤の点滴開始。促進剤には色々な種類があるそうですが、私は点滴のタイプの物を使用しました。
一時きていたMAXの痛みが再び一気に来ました。
額や、腰が汗でぐっしょりになり看護師さんかからは、
「お尻にずーんって腰が砕けそうな痛みが来るのが目安だよ!」と言われました。
2時間ほど座って突っ伏して耐えましたが、座ってられなくなり陣痛室のベッドで横になって耐えましたが…
腰が砕けそうに痛い。例えるなら、うつ伏せで腰の上をダンプカーで何度も引かれている感じ笑
普段、人目を気にするタイプですが、この時ばかりは
「いーーーーたーーーいぃーーーーーー!!死んじゃう死んじゃうよおおーーーーー」
と叫び続けました。笑笑
眠さと疲れで意識が朦朧とするけど、痛みで起こされる(;_;)
母が腰をさすり続けてくれ、唯一気持ちが和らぎました。
2~3分おきにくるダンプカー…笑
子宮口よ。開いてくれと、人生でいちばんと言っていいほど願い続けました。笑
11時半頃、痛がる様子を見て助産師さんから
「そろそろかな?次の波がきたら内診するからね」と言われたので
痛みの波がきたタイミングで看護師さんに伝えました。
波が来たときの内診は、あまりの激痛!!
しかも!まさかの「うーん。変わらない」と、助産師さん。
喋る元気もないけれど、「なぜだ。なぜ開かない」を心の中で繰り返す。
他の助産師さんに「先生に伝えよう。これ待ってたら可哀想だよ」と、話しているのが聞こえました。
先生の判断で12時ごろ点滴中止。帝王切開の準備に切り替わりました。
お産は先が読めないことは分かってる。。分かっているけど…
「だったら初めから、そうしてよー!!」と心から底から叫びたかったです(´;ω;`)
陣痛促進剤中止
中止したら痛みが終わるのかと思いきや、まだやってくる1分間隔の痛み!!!
薬が体に残ってしまうのだそうです。
とにかく叫び続けながら、私は帝王切開の準備を。
旦那と母は手術の手続きをしました。
(後に聞いたところ、助産師さんから「破水しているし、お産が一向に進まない。赤ちゃんの心拍も下がっていて、お母さんの体力も持たないので帝王切開に切り替えます。」と伝えられたそうです。)
術衣に着替えて、人生初の導尿!剃毛!笑 これを痛みの間に行います…
痛みも、やっと落ち着いたと思ったら…
今度はお腹の中が暴れる感じ?
お腹の中の赤ちゃんが苦しくなっているのか…
それとも、エイリアンになってお腹を突き破って飛び出そうとしているのか…!!!
内蔵が掻き回されているような痛みが襲ってきました。
陣痛とは違った痛みでしたが、1分間隔でやってきていた陣痛より、こっちの方が強烈に痛かったです(›´A`‹ )
(手術の時、先生に「促進剤終わったあとの方が痛かったでしょ?」と言われました。(^^;)
2年経った今、思い出しただけでも鳥肌が…
もう疲れと痛みで叫ぶ気力もなくなってしまって
「え゛ーーん」と悶え泣きながら、
「今何時?」「早く、死んじゃうよ!」「早く切ってよ!」と怒っていた記憶があります。笑
私の狂乱っぷりと、赤ちゃんが危ないと言われた旦那も心が折れてしまい泣き始め、それを慰めていた母も泣き始めるというカオスな状態に…(´A`)笑
しかも!!帝王切開は16時までの順番待ち!!
絶望しました…
「もうすぐ、赤ちゃんに会えるからねぇ」と励まされ続け、少し早まって15時半に手術室に入りました。
帝王切開術始まる そして、誕生!
出産前は、まさか私が帝王切開になるなんて思っていませんでしたが、
長い長い陣痛の後半には懇願に変わっていた帝王切開…
やっと!!やってきました。
怖いという感情より、早く切って私と息子をこの苦しみから開放してくれ!という感じ。笑
入室すると、リラックスのためなのか「となりのトトロ」がかかっている。
痛みで余裕のない私は、大好きなトトロにまで「そんな余裕はないんだ!」と怒りを覚えてしまいました。笑
すぐに、下半身麻酔の注射をされると…
すぅーっと痛みが消えていく。
長い痛みから開放されて、号泣しながら起こっていた気持ちもピタっと収まり我に帰る(゚o゚)
そ、そうだった。これから我が子との対面なんだ。と急に落ち着きを取り戻しました笑
いやぁ。強烈な痛みはこれほどまでに人を変えるんですね。。
看護師さん数人がかりで、ストレッチャーから手術台へ移動。
すっぽんぽんにされ、下半身は動かず導尿、左腕は点滴、右腕は血圧計を巻かれ、口には酸素マスクで手術台に張り付いて横たわるデカッ腹妊婦…笑
先生と看護師さんたちに囲まれて、「こりゃトドの解体ショーだ。」と痛みから解放され、余裕が出てきて急に恥ずかしくなる…笑
麻酔が効いているので痛みはないですが、ナイフで切られている感じは分かりました。
なんだか、すごく変な感じ(^_^;)
例えるなら正座して脚がしびれているときに、ナイフで切られる感覚…?笑
「さ、もう赤ちゃんに会えるからねぇ」
と、先生が話している方に目を向けると、先生の頭上に天井から下がっている手術用ライトの金具部分に私のお腹が写っているのが分かりました。
↑こんな感じのライト笑
誕生の瞬間見ておいた方がいいかなぁ。と思い、眺めましたが
切られているのを見ると、さすがに気持ち悪くなってしまい…
右に目線を逸らすと今度は吸引瓶に私の血が大量に吸われている~
うぅぅと思っていると、
胃のあたりを看護師さんに上からぐぃっと押され、
今度はお腹が持って行かれそうに引っ張られる感覚!!
と身を振られていると
ついに!
ついに!
「んぎゃあー!んぎゃあー!」
と、甲高い元気な産声!!
15時56分 息子誕生!!!
わあああ。なんて可愛い産声なんだろう。うちの子がいちばん可愛い♡
注)陣痛中に聞いていた他の子の産声3人中の1位 笑
と親バカ全開なことを考えていると、涙が溢れてきて
「わぁあーーーん。よかったよう」と言いながら号泣しながら
今度は感動の涙でぼやけた視界で、やっと会えた息子を眺めました。
もう。本当に長かった。
長い長い道のりで無事に誕生できたこと。
痛みや苦しみに耐え抜いた息子とぶっ壊れなかった私の身体にまず感謝!
出産に、体力は必須だと思いました。
よく歩けと言われて、少しは歩いていましたが、もっと体力つけるべきだったかなと後悔(^_^;)
バテると気力が本当になくなるんだと心底思いました。
そして、寄り添い続けてくれた旦那と母
助産師さん、先生。もう全ての人に感謝です。
やめたいと何度も、くじけそうになる。でも、、やめられない笑
だから母は、母になると強くなるんだと思ます。
たくさんの感謝をしてもしきれない。そんな出産になりました。
なかなか、濃ゆい出産となりましたが…参考になれば嬉しいです♫
次回は手術直後と翌日!痛み再来!
について書きたいと思います。
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